山吉歯科では、最終完成物が入れば、治療が終りではありません。
この正しいかみ合わせを長く維持することができて、はじめてゴールを迎えることができます。
その解決策は、山吉歯科のインプラント治療技術2.夜のかみ合わせをコントロ―ルするマウスピースです。
インプラントを入れなければならない患者さんには、必ずブラキシズムがあります。
ブラキシズムとは、歯ぎしりやくいしばりのことです。
原因は、ストレスなど、色々あり、はっきりとは解明されていません。
でも、これをコントロールしないとかみ合わせの永続性を確保することはできません。
人のかむ力はその人の体重くらいあります。
起きている時は、痛いので反射的に目いっぱいかみしめることはしません。
しかし無意識下(寝ている時)では、限度なくかみしめてしまうので、歯は異常に擦り減ります。
歯がそろっている時は何とかバランスを保っているのですが、歯が1本でもなくなると
加速するように歯を失っていきます。
なぜかと言うと、寝ている時は、筋肉の緊張が解け、正しいかみ合わせの位置になります。
しかし、歯がないとかみ合わせが安定しないため、残っている歯を合わせることで安定を図ろうとしますが、正しい位置でないので、それを修正するようにブラキシズムが起こります。
歯槽膿漏の歯ならすぐに抜け落ちてしまいます。
総入れ歯のようにすべて歯が失われてしまうのは、ブラキシズムが原因です。
インプラントを入れて、かみ合わせを元通りに治すとかむ力が復活します、同時にブラキシズムも復活します。
これが非常に厄介な点でインプラントがいくら強くてもブラキシズムには勝てません。
そのため「夜のかみ合わせをコントロールする」ことが重要になってきます。
その方法は、正しいかみ合わせを与えたマウスピースを入れることでブラキシズムをコントロールします。
このマウスピースは、入れることで正しい位置を無意識下で認識させるとともにマウスピースに印記された線はかみ癖を表し、正しいかみ合わせに補正するときの正確な指標になります。
また、ブラキシズムの強い力をマウスピースが緩衝します。