日本人と欧米人を比べると身長、体重というような骨格・体格に大きな違いがあります。これは、顎の骨の状態でも同じで、欧米人の方が骨質・骨量とも豊富です。
この欧米人を対象にして作られたのが現在インプラントの主導権を握っているチタン系のインプラントです。欧米人の硬くて丈夫な骨に長くて、太いインプラントを打てば、当然よい成績がでます。
しかし、骨の状態の劣る日本人に欧米人のように長くて、太いインプラントを打つことに、無理が生じるのは、ご理解いただけると思います。
そこで、 欧米人と同じ結果を出すために、骨の痩せている所に骨を造成する手術(GBR手術)が必要になります。